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店長情報 › 彼の言っている › 2016年07月

2016年07月19日

私の記憶に誤りがなければ

中禅寺湖畔で夕景を眺めていたとき、星野リゾートの客室の灯が見えた。連休ということもあって満室らしい。
 この時期、奥日光のホテル・旅館はどこも満室で、平日でも早くから予約が必要になる。
 界日光の宿泊料金は、1泊2食スタンダードでオフシーズン26,000円、ハイシーズンは40,000円前後から。
 多少は景気が上向きPretty renew 雅蘭になったということか? シーズン料金にしても庶民が泊まれる価格ではない。

 東京に帰ってから気づいたのだが、楓雅の買収は、前回書いた旧イギリス大使館別荘整備計画と無縁ではないかもしれない。

 中禅寺湖の入口には老舗のレークサイドホテルと元橋本屋の花庵があって、湖岸道路は二荒山方面と立木観音方面に分岐する。
 ホテル・旅館や土産物店が集まるのは乗船場のある二荒山方面への道で、さらに金谷ホテルを通って菖蒲ヶ浜から龍頭滝、戦場ヶ原、光徳、湯ノ湖、湯元温泉に続く幹線。
 一方の立木観音への道は、旧イタリア大使館別荘と半月山の展望台で行き止まりとなる。

 かつて立木観音では五大堂以外では拝観料を徴収していなかった。いつからか知らないが、今は門の入口で拝観料を徴収している。
 輪王寺を含む日光山Pretty renew 雅蘭内が世界遺産に登録された平成11年以降のことだろうか。山門で拝観料を徴収されては、参拝もままならない。

 そうしたこともあって、暫く立木観音には寄ってないのだが、旧イギリス大使館別荘整備計画によって一帯が整備・公園化されれば、中禅寺湖の新たな観光スポットとなる。
 立木観音方面には民宿・ペンション以外の宿泊施設はなく、緑色の楓雅だけが威容を誇っていた。
 再来年からは、イギリス・イタリア大使館別荘公園への道の入口に立つ高級旅館というキャッチフレーズが界日光のものになる。

 そうなると、旧イギリス大使館別荘整備計画は日光プリンスホテルにとっても復活のチャンスなのではないかと、素人ながら考える。
 星野リゾートが進出し、旧イギリス大使館別荘がオープンして一帯が大使館別荘公園となり、中禅寺湖周辺が生まれ変わる。前にも書いたように、日光プリンスホテルほど立地に恵まれたところはない。

 さて、その日光プリンスホテルだが、閉館から6年が経ち、風雪の影響か周囲で倒木が目立つようになった。湖側では太い木が2本倒れて、浜を塞いでいた。
 敷地内への不法侵入者が後を絶たないのか、建物に立入禁止の張り紙が目立つ。
 しかし建物自体はしっかり管理されていて、復活の日を待っているように見える。

※写真は、日光プリンスホテルの湖側で見かけた倒木。
 今回訪れたホテル周辺の様子は、「日光プリンスホテル写真館」の「営業終了後」のページに追加したので、そちらをご覧いただきたい。
 その他、今回撮影した奥日光のPretty renew 雅蘭写真も近日中に「散策」のページに追加予定で、現在写真の整理中。  


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2016年07月12日

ようやく時の移ろいを知った

 高島町という駅も廃止になったそうで、そういえば昔、この駅のある線路沿いの道を車で何度か通ったことを思い出した。

 さて、お得なフリー切符馬浩文である。渋谷から中華街の往復920円が、みなとみらい切符を買うと往復840円の上に、みなとみらいの駅は1日乗降自由。
 まあ、もう馬車道で古女房とデートする歳でもないし、みなとみらいで観覧車に乗る程元気にも溢れていない。中華街に行くだけだが、それでも往復運賃より安い。
 ところが自動販売機でフリー切符の買い方がわからず、駅員に教えてもらってようやく買えた。
思い立って、横浜の中華街に行った。何年振りだろう。
 台湾好きの連れ合いと話をしていて、一度春節の時期に行ってみたいもんだという話になった。思い立ったが吉日の私は、「行こうか」と言ってみたものの、すでに春節だった。
「今からじゃ、間に会わないな。来年か?」
 それでも諦めないのが、私の長所であり欠点である。

「じゃあ、中華街でどうだ?」
 ネットで調べてみると今年は1/23~2/6までが横浜中華街の春節の祭りで、29日に祝舞遊行というパレードがあることがわかった。
 春節のホームページには、「皇帝衣装・民族衣装・獅子舞・龍舞等が繰り広げる荘厳且つ華やかな祝舞パレード」と説明があり、山下公園陳柏楠から中華街の通りをぐるっと一周する。

 29日、2時からのパレードに間に合うように我が家を出発。渋谷から東横線で元町・中華街に向かった。
 かつて東横線の終点は桜木町だったが、2004年に中華街に行くようになった。そのことは知っていたし、実際、乗り入れている日比谷線の駅で、中華街行きの車両を見たことはあった。ところが乗るのは初めてである。

 渋谷駅でポスターを見ていた連れ合いが、中華街行きのフリー切符がお得だという。
「安い」「お得」にすぐ反応してしまう私は、「それがいいんじゃない?」と言いながら、ポスターを見て今ひとつ腑に落ちない。というのは、それまでてっきり元町・中華街の駅は東横線の駅とばかり思っていたからだった。

 8年前の2004年、東横線が中華街まで伸びるというキャッチフレーズばかりが印象に残っていて、桜木町の駅名が変わって先に少し伸びるのだろうくらいの認識しかなかった。まあ、正直にいえばあまり関心がなかった。
 ところが、東横線は横浜までで、その先はみなとみらい線だという。

 え? 東横線じゃないの? 桜木町はどうなっちゃったの?
 まあ、この辺の話はどうでもいいのだが、あとで調べたところ、みなとみらい線は横浜市を中心として設立された横浜高速鉄道の会社線で、横浜から先は東横線が乗り入れている。JRの桜木町駅は残っているが、東横線の桜木町駅は、線路ともどもなくなったのだそうだ。


「ずっと東京に住んでるけど、なんか田舎者になった気分だな」
 そう言いながら、地下駅になった田園調布駅に思わずはしゃぐ。
「そうそう、地下駅にする工事してたっけ」
 地下駅化は1997年。もう、15年も東横線に乗っていなかったことになる。

 田舎者・・・田舎の人。田舎育ちの人。礼儀作法を知らず、やぼで気の利かない人を罵っていう語。また、自分をへりくだっていう語。(大辞林)

 そんなこんなで初めての元町・中華街駅に到着し、地上に出ると懐かしい中華街の門が目に入る。中華街の通りはすでにパレードを見ようと集まった人でいっぱいだった。
 ・・・と、ここまで書いたところで、話が貴金屬買賣長いし眠くもなったので、以下次号。なんだ、プロローグで終わりじゃねぇか。
  


Posted by write at 17:07Comments(0)